LINEを使って恋愛感情を維持させる方法

遠距離恋愛をしている人にとって、お互いの距離と会う機会の少なさが自分たちの関係を破綻させてしまうのではないかという恐れは、とても深刻な問題です。
実際のところ距離の問題は恋人たちの関係を壊してしまうのでしょうか?

結論から言ってしまうと距離の問題は恋愛において悪影響を生み出します。
ですが携帯電話が存在しなかった昔と違い現在はそれをLINEなどのインターネットの力で解決することが可能です。
そもそも恋愛感情の維持が遠距離恋愛によって困難になるのは、物理的な距離の差が直接的な理由ではありません。
恋愛において最も大切なのはコミュニケーションの頻度です。
心理学的にも毎日のように顔を合わせている異性には、それだけで好意を持ちやすいことが研究によって証明されています。
つまり新潟と大阪で付き合っている人でも週末にお互いの地元を行き来するような関係なら、県内で付き合っているカップルと同じ親密さを保てるし、逆に近所に住んでいても仕事の予定で顔を合わせる機会が少なければ破局の危機に陥りやすいのです。

とはいえ実際に遠距離恋愛を経験している人なら分かると思いますが、他県に住んでいる恋人と毎週のようにデートするのはかなり大変です。
特に若いうちは会いたいし時間もあるけど、交通費の負担が苦しいという人も多いでしょう。

そこで頼りになるのがLINEなどのメッセージアプリです。
20年前はちょっとしたショートメールのやりとりでも通信費がかかり大変でしたが、技術の進歩によって今ならテキストメッセージのやりとり程度なら、学生であってもお金の心配を気にせず利用できます。
またLINEには電話でのやりとりにはないメリットも存在します。
それは「自分のペースでコミュニケーションがとれる」ということです。

パートナーが大好きな人の中には、文章でのやりとりなんかよりも直接相手の声が聞ける電話の方がいいという人もいるでしょう。
もちろん電話も優れたコミュニケーションツールですが、日常的なやりとりに利用するとなると話が変わってきます。
なぜかといえば電話は自分と相手の行動を制限するツールだからです。
常に受話器を持ち相手の話を聞き逃さず、通話中は他の音を消して静かにする、その間は手も塞がっているのでやれることにも制限が発生します。
するとお互いのことが好きな気持ちは変わらなくても、どうしても毎日電話しあうことが負担に感じるようになってくるのです。
これに対してLINEは自分が好きな時に好きなタイミングで返信すればいいので、格段に負担も小さくなります。

それでは次に具体的にどうLINEを活用していくか考えていきましょう。
上で述べたように恋愛において最も重要なのはコミュニケーションの頻度です。
日々の仕事で忙しい社会人であっても最低3日に1度はメッセージのやりとりをすることをおすすめします。
次に重要なのが既読無視に対するルールを決めておくことです。
自分の送ったメッセージを見たのに返事が返ってこない既読無視は、カップルでなくとも不安になる嫌なものですが時間的な都合や上手い返事が思いつかずに、少しの間放置してしまうことは誰にでもあります。
結婚相談所などが行ったアンケート調査でも、多くのカップルが既読無視が理由で恋人と喧嘩した経験があり、そのことについて後悔していると回答しています。
せっかくお互いに好きになり付き合い始めたのに、メッセージを返すのが遅いなんて些細な理由で別れてしまうのはもったいないことです。
お互いにできるだけ既読無視しないように心がけつつも、ダメだった時も感情的にならず逆に相手を気遣うくらいの心構えでいると、上手く恋愛感情を維持できます。

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