遠距離恋愛を成功させる 離れるときのひとこと名言集

人の言葉はいくつも重ねることで上書きされて記憶されるため、毎日会っていれば古いものから順に忘れやすい性質があります。
しかし、遠距離恋愛の場合は最後の言葉を交わしてから次に会うまでに一定の時間がかかるため、その最後の言葉がいつまでも印象に残ってしまう傾向があります。
いくらインターネットやスマートフォンの普及があっても遠距離恋愛では実際に会える時間が貴重で、たったひとことの印象で次に会うまでの気持ちの持ち様に大きな影響を及ぼしたり、もしも不快に感じることがあればよりその気持ちが大きく膨らんで破局に至ってしまうことにもなり兼ねません。
したがって、遠距離恋愛を成功させるためには、直近で離れるときのひとことが重要な意味を占めています。
遠距離恋愛で最も辛いことは会いたい時にいつでも会えないことですが、そんな時は何かあったらいつでも飛んで行くという言葉で安心感を与えるのがオーソドックスな方法です。
誰にとってもいつどこで病気や怪我に遭遇するか分らず、一人ぼっちで危険が迫ると想像すると胸が締め付けられそうになってしまいます。
そんな時でも、仕事や他の用事があっても最優先であなたのために飛んで来ると伝えれば、安心感を与えることができます。
もうひとつは時間の概念を印象付ける方法で、次に会えるまでの期間をさほど遠くないと感じさせる方法です。
例えば注文した商品が届かない場合に問い合わせをしたところ、いつ届けられるのか分らないと回答される場合と、何月何日の何時頃には届けられるのかを聞かされるのとでは大きく印象が違います。
そこで、離れるときには可能であれば次に会える日時をお互いに確認し合うのもひとつの方法です。
いつ会えるのか分らないのと、例えば来週の週末に会えると分っているのでは感覚が全く違い当日までの時間を楽しみに過ごせるのはもちろんのこと、他の用事をそれまでに済ませて準備をしたり話したい内容を考えておくこともできます。
遠距離恋愛は直接会える時間が限られているからこそ、これまでに溜まっていたことを話したくなって相手への配慮を欠いて一方的になってしまったり、またしばらく離れると思うとその寂しさや悲しみの感情をコントロールできなくなり相手に些細なことでも強く当たってしまい、喧嘩になってしまうことも少なくありません。
しかし、会える時間には限りがあり明日の仕事のことを考えると必ず予定していた電車や飛行機に乗らなければならず、しっかりと話ができず喧嘩をした状態を解決できないままでその日は離れてしまい、その後疎遠になって別れてしまうケースもあります。
そんな時のために、もしも喧嘩をしたまま離れなければならなくなったときには、必ずお互いに「仲直りをしよう」と言い合ってキスをしたりハグをして気持ちを切り替えてから離れるというルールを決めているカップルも存在しています。
これは、お互いが遠距離恋愛をずっと継続したいという前提で、限られた時間と不安感から感情のコントロールができずに相手にぶつけてしまう可能性があることを踏まえた上で気持ちの切り替えを行うと言う高度なテクニックで、両者が例えば最終的には結婚を考えていたり、恋愛を続けると言う共通の目的と人間の心理で一時的な感情のぶつかり合いがあり得ることを理解しておく必要があります。
いずれにしても間が開けば開くほど相手の言葉が直接聞けないことから自分自身の中でさまざまなことを考えてしまい、悪い方へと妄想を膨らませてしまいがちですが、それを打ち消すには本人の直接の言葉以外にありません。
したがって、離れるときのひとことは重要で、決して上手い言葉ではなくてもこれからもこの恋愛を継続したいことと、次の予定をした日にまた必ず会えることを確認し合うのが大切です。

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