好きな人が引っ越しちゃった辛い恋愛 どのくらい引きずった?

誰かを好きになり、その人が引越しをするとなると想像もつかないほど大きな喪失感に襲われてしまいます。
それが小さな頃で、相手の親の仕事の関係で引っ越すなど自身では全くコントロールできない理由であるならなおさら無力感にも苛まれます。
しかも、相思相愛でこのまま行けば二人はいい感じになりそうという気持ちが強ければ強いほど、そのダメージは大きくなります。
恋愛をすれば妄想は広がり、もっと深い関係になって絆を深めたいと思ったり、将来的には結婚をしたいと考えてしまうこともありますが、そんな淡い感情も一瞬にして打ち砕かれてしまいます。
単に別れるのではなく、これらの感情も加わるからこそ好きな人が引っ越しちゃった辛い恋愛はいつまでも引きずってしまいがちです。
その引きずってしまう期間は個人差があり、最短では数日程度というケースもあれば一生引きずってしまうケースもあります。
一般的には若ければ若いほど順応性が高いためリスクが低く、ダメージが修復されやすいと言われています。
そのためビジネスの世界でも転勤をさせる社員を選定する際には、高校生や大学生の多感な時期や受験や就職と言う人生の節目を迎えている世代のお子さんがいる人物は避け、小学生ぐらいのお子さんがいる人物がターゲットになるケースも多い傾向にあります。
人生を振り返ってみると、小中学生時代と高校生以上を比較して前者の方が転校生が多いと記憶している方が大多数です。
ここで恋愛に話を戻すと、同じ別れてしまうケースでも若い頃に経験してもその後、素敵な恋愛を積み重ねていけば楽しい記憶が上書きされて嫌な思い出は忘れてしまうだけではなく、あの経験があったからこそ今の自分や目の前の素敵な恋愛があると感じられるようになります。
その一方で、年齢を重ねてから辛い別れを経験しても、体力と気力が衰える中でそれをリカバリーできる時間はあまり残されていないため、残りの人生で一生引きずり続けることも考えられます。
ただし、忘れていくことで辛さから開放される可能性がある一方で、記憶が曖昧になるからこそ悪影響を及ぼす場合もあります。
はっきりと覚えている場合は相手が引っ越して恋が終わったことや、それを乗り越えたことを記憶して気持ちを切り替えることができますが、曖昧な記憶として残ってしまった場合は相手が好きだったからこそ良いイメージばかりが膨らみ、より素敵に感じてこの人を超える相手に出会えないと錯覚してしまったり、しっかりと恋愛を終わらせて気持ちの切り替えをした記憶が無ければ、もしも運命の糸が手繰り寄せられてあの人と再び運命の出会いを果たしたら本当の恋を成就できるかもしれないと妄想してしまうこともあります。
つまり、好きな人が引っ越しちゃった辛い恋愛をどのくらい引きずるのかは、その恋愛を自分の中でしっかり終わらせることができたのがいつ頃なのかによって大きく変わってきます。
ここまで見てみると恋愛を引きずることは苦しいことばかりだと思ってしまいがちですが、アプローチの方法によっては自分を高めるための大きな力になります。
引越しだけとは限らず誰かと出会って過ごせる時間には限りがあることを知れば、好きな人と過ごす時間を大切にしたいと考えるようになり、辛いまま別れることをしたくなければお互いを傷つけあったりせず常に相手を思い接したいと考えるようになります。
これを積み重ねることにより相手にやさしくできるようになり、それはいつしか自分へと良い形で返って来るに違いありません。
好きな人が引っ越しちゃった辛い恋愛を引きずっても、気持ちを切り替えてそれを糧にすることができれば、その先にはもっと素敵な恋愛が待っています。

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