元カレとの遠距離恋愛、どのタイミングで諦めるべき?
自分達が意図するわけではありませんが、たまたま好きになってしまった相手が遠距離に住むことになった、もしくは遠距離に住んでいた場合があります。こうした時でも最初は上手くいくでしょう。付き合い始めたときはお互いに絆はとても頑丈なものです。今では昔と違い、お互いが連絡しあうことはとても簡単です。携帯電話の簡単なメールサービスから様々なSNS等のアプリまで連絡手段で困るようなことはありません。密接に連絡しようと思えばいくらでも連絡する手段はあるでしょう。そのため、最初は誰でも頻繁に連絡し会えるため、特に遠距離だからといって通常の恋愛との違いを感じることはありません。
しかし、遠距離恋愛の問題はその出会える回数にあることは誰の目にも明らかです。特に気になってしまうことは、友人や周囲の人です。通常、世の中の大半の人は遠距離恋愛をしません。地理的にも近い人と付き合うことになりますので、頻繁に出会えることになります。恋愛をしているのは自分だけではありません。友人等もまた誰かと付き合っていることは珍しくないです。こうした時に心は揺れていきます。自分の友人と話していると、友人が恋人と会っている話を聞いてしまう機会はやはりあります。こうした時に、友人がとても楽しそうにパートナーと遊んだ話をしていたら、自分はどんな気分になるでしょうか。やはり自分もパートナーに合いたいと感じてしまうのは自然なことです。また、恋愛物のドラマや漫画でも、遠距離ではなく、直接会える距離の人間と関係を作っていくストーリーになっているものが大半です。こうしたものに触れてしまうと、さらに自分もパートナーと側で話したいと感じることは自然な流れです。
そこで、自分はパートナーに直接会うことが出来るでしょうか。会おうとメッセージを送れば、相手も会おうと返信はしてきます。ですが、実際に側に行く事は簡単ではないことはすぐに分かります。交通費がかかるという経済的な問題もありますし、時間的にも厳しいことが明白です。こうなると、会いたくても会えない、という苦しい状況が長く続いてしまうのは明らかです。こうして苦しんでいるのは決してこちら側だけではありません、パートナーである相手側もまた同じような苦しみを抱えていることでしょう。そうなるとお互いが苦しみながらの恋愛となってしまいます。
最も難しい局面はここから始まります。こうした状況の中で時間が経つと、今度は身近に良い人が現れることがあります。ところが自分は既にパートナーがいるためにもっと近づいていくことが出来ません。こうして身近にあるほかの恋愛チャンスをどんどん諦めていくことに耐えなければなりません。いつまでもこうした状況に耐えられる人はなかなかいないのではないでしょうか。次第にこうした状況が続けば、両者は疲れてしまいます。連絡をする回数も減少してしまうことが一般的です。こうなればこれ以上付き合ってくることが難しくなってしまいます。もしかしたら、このあたりが遠距離恋愛を諦めるタイミングかもしれません。一度諦めてしまえば、精神的に一気に楽になれます。先にも述べたように、自分の周りにはいつでもほかの出会いがたくさんあります。付き合っている相手が誰もいないのでしたら、遠慮することなく、新たなパートナー探しをしていくことが出来るでしょう。
遠距離恋愛は確かにある種のロマンスがあることは否定しません。ですが、現実には出会える回数が極端に少なくなってしまうため、両者の絆が弱くなりがちです。現実的な話をすれば、自分の周囲にも常に他の素敵な方がたくさんいます。そこで、無理をして遠距離の相手と付き合ってしまうよりも、近場の良い相手を見つけるほうがはるかに幸せになれる可能性が高いです。