遠距離恋愛を長く続けるコツとは!?

春になると進学・就職・転勤などで離れ離れになり、遠距離恋愛になってしまうカップルが多くなります。それでもうまくいって結婚するケースもあり、一方で速やかに破局するケースもあります。さて、その差は一体何なのでしょうか。遠距離恋愛がうまくいくコツはどういったことに注意すればいいのでしょうか。

離れていると、今まで以上に相手が今何をしているか気になるものです。相手は今異性と一緒にいて、心を許しあう仲になりつつあるのではないかと浮気を心配、疑心暗鬼になりがちでしょう。そのためひっきりなしにメールや電話をして「今、何をしている?」と確かめたくなる気持ちは分ります。しかしこれは多くの場合逆効果で、相手は新しい環境になって勉強や仕事で疲れていたり、生活のリズムをつかむのに努力している最中かもしれません。このようなときに連絡が来ても、気持ちに全く余裕がありませんので面倒だと感じることがあるのは事実です。どうしても連絡をとりたいときはメールなどでそっと内容を伝えておき、すぐに返信がなくても気にしないことです。相手はすぐに返信したいところではありますが、新しい環境で疲れてリアクションができない状態なのです。返信が来ないからと何度も一方的にコンタクトを取ろうとすると、相手に罪悪感が募ってしまい、ますます面倒だと感じるようになります。

遠距離恋愛になり、大きく変わることはなかなか会えないことです。それまで週に1回は会っていたとしても、離れて暮すことになると時間や費用の関係で多くても1ヶ月に1度程度になるでしょう。その少ない回数も相手の仕事の都合でキャンセルになったりし、そのことで不安感がますます募り、関係が悪化する可能性が高まります。特に女性は相手と会えないことは大変不安になり、その不満から浮気をしてしまうこともあるようです。遠距離恋愛は定期的に会い続けることが必要で、久しぶりに会うと双方とも新鮮な感覚を味わうことも十分あり得ます。

今は電話・メールはおろか、ラインやテレビ電話もありますから、どこにいたとしても連絡を取り合うことは可能です。そのため離れていて会えない相手を、それらのツールを使って常に束縛したくなることもありますが、逆にいつでも連絡できる手段があると良い方向に考え、どっしり構えておく方がうまくいくコツなのではないかと考えます。

しかし会えない寂しさに耐えられないことも多く、中には常に会える相手を求めてしまうことも時折あるかもしれません。連絡を取っても長く返信がなかったり、電話などでしゃべっても会話が途絶えたりすることも考えられます。このような予兆を感じたら定期的な連絡ができる手段を考えておくことも必要です。毎日だとうんざりすることがありますから、週に1、2度連絡を入れる日を設け、できれば相手の仕事や勉強がホッと一息つけるタイミングで連絡を入れるといいでしょう。返信がなくても責めてはいけません。相手から連絡があることで向こうも元気でやっているな、まだ心はこちらにあるなということを伝えたり、確かめられるだけで相手はホッとしているはずです。

遠距離恋愛は会うための費用がかかるもので、遠くはなれているほど旅費がかかります。お金持ちであれば何ら問題ありませんが、そうでない場合は負担が一方的にならないよう気を付けましょう。会う際の交通費でもめ、別れる原因になったケースが実際にありますので、特に学生などは負担が半々になるよう、この点は気を付けたいものです。社会人同士なら半々でいいですが、片方が学生であるときは思いのほか負担になりますので十分注意したい点です。

また相手と会うときは暗い話題は避け、愚痴などは最小限にとどめたいものです。あまりネガティブな話ばかりだと相手はうんざりし、会いたいと思ってくれなくなる可能性が高くなります。

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